退職の段取り帳

職務経歴書の書き方|経験を応募先に合わせて選ぶ

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2026/10/19更新 2026/8/18公開

職務経歴書は、応募先が求める仕事に関係する経験を選んで書きます。まず担当業務や期間を記録で確かめ、時系列か職務別に並べてください。応募先に指定があればその形式を優先します。形式が分からなければ、ハローワークが公開している作成手順や記載例も確認できます。

履歴書

  • 厚生労働省の様式例が出ている
  • 在籍期間、学歴、資格といった事実を並べる

職務経歴書

  • 作成手順や記載例をパンフレットで確認できる
  • 何をやったか、どう関わったか、何ができるかを書く

提出する形式は応募先の指定を確認し、書類の役割に合う内容をそろえる

ハローワークインターネットサービスが2つの書類をどう扱っているか

書く材料は記憶ではなく記録から取る

在籍期間や担当業務を記憶で書くと、後の確認で食い違います。前の勤め先には書類の保存義務があり、退職時の証明も請求できます。とくに「業務の種類」と「その事業における地位」は、職務経歴書に書く内容とそのまま重なります。何をどう集めるかは転職は書類を集めるところからにまとめました。

時系列か職務別に並べる

自分で構成する場合は、時系列で仕事の流れを伝えるか、職務ごとに経験をまとめるかを考えられます。以下は並べ方の例で、形式をこの2つに限るものではありません。

  1. 時系列 — 古い順、または新しい順に並べる
  2. 職務別 — 担当した業務のまとまりごとに並べる

在籍社数が少なく、一貫した経歴なら時系列が読みやすくなります。社数が多い場合や、応募先に関係する経験が古いほうにある場合は、職務別が向きます。職務ごとにまとめる場合も、それぞれの期間を添え、いつの仕事かが追えるようにします。応募先が指定する欄や並び順があれば、そちらへ合わせてください。

元の経歴から応募先に関係する部分を選ぶ

営業や顧客対応から別の職種へ移るなら、肩書きだけでなく担当した仕事を選び直します。カスタマーサクセス未経験の応募条件と経験の整理では、相手・対応・結果に分ける書き出し例を確認できます。書類の形式はこのページで、職種に合わせた材料はそちらで整理できます。応募書類を書き始めた方は、カスタマーサクセスの職務経歴書の記載例と数字の扱いで、自分の担当範囲を文章にする方法を確認できます。

元になる1枚(すべての経歴を書いたもの)を作り、応募のたびに削るのが現実的です。 使い回すと合わない部分が残り、毎回ゼロから書くのは続きません。削るほうが早く、関係しない部分が自然に落ちます。

応募先が何を求めているかは、求人票に書かれています。求人票の見方にまとめました。第二新卒の求人でも、仕事内容や求められる経験を先に確かめます。

国内の外資系企業へ応募する方は、日本語・英語の書類と経験の準備で、提出言語の確認と求人条件に合う経験の選び方を整理できます。

業種で選ぶ経験も変わります。登録販売者なら資格と実務経験の整理、コンサル業界なら相談前に伝える経験の整理を参照してください。

書きすぎない

枚数や提出方法の指定を確認し、応募先に関係する経験を先に読めるようにします。関係しない業務を詳しく書くと、大事な部分が埋もれます。履歴書と重なる学歴や資格を詳しく繰り返す必要はありません。応募条件に関係する資格や知識は、担当した仕事と結び付けて示せます。

未経験の分野へ応募する場合、経験そのものより移せる部分(どういう場面で何を判断したか)を書くほうが伝わります。

履歴書では伝わらない仕事の中身を書く

職務経歴書は、履歴書に入りきらない経験ややる気を書く書類です。在籍期間などの事実は履歴書とそろえ、その仕事で何を担当したかを具体化します。ハローワークインターネットサービスの説明です。

職務経歴書は、履歴書では書ききれない具体的なキャリアやあなたのやる気をアピールするためのものです。

同じページは、職務経歴書を求められることが増えていて、応募書類が採用・不採用の判断に大きく影響するとも説明しています。

様式例や記載例を、応募先の指定と合わせて使う

履歴書は、在籍期間、学歴、資格といった基本的な事実を伝えます。職務経歴書では、何をやったか、どう関わったか、応募先で生かせる経験を説明します。様式を選ぶ前に、求人票や応募要項の指定欄を確認してください。

ハローワークインターネットサービスの同じページで、履歴書には練習用の様式例が付いています。

なお、パンフレットとは別に、練習用に厚生労働省履歴書様式例も掲載しております。

職務経歴書については、作成手順や記載例を紹介するパンフレットを案内しています。

「職務経歴書の作り方 パンフレット」では、職務経歴書の作成手順や記載例、参考となるキーワードなどをご紹介しています。

公式の記載例は、書く材料や伝え方を考える手掛かりになります。どの企業にもそのまま提出できる共通の指定と扱わず、手書きかデータか、サイズ、添付するファイルの形式を応募要項で確かめます。応募先の指定がある場合は、その形式を優先してください。 記載例を使う場合も、自分が担当した仕事と説明できる内容へ置き換えます。

履歴書のほうは、JIS規格の様式例が令和2年7月に削除されたあと、厚生労働省が代わりに様式例を作っています。古い様式が出回っているので、経緯は履歴書の様式はJIS規格が削除されているにまとめました。

窓口で見てもらえる

ハローワークの窓口で添削してもらえます。 費用はかかりません。

また、職業相談窓口では、書類の添削アドバイスなども行っています。

セミナーも開かれていると書かれています。パンフレットは、応募書類の作り方、職務経歴書の作り方、「職務経歴書の作り方」別冊ワークブックの3つです。ワークブックは自分の職務経歴や能力・長所・強みを整理するための補助資料と説明されています。

中身はここでは紹介しません。ページに転載禁止と書かれているためです。

(これらのパンフレット類の転載を禁じます。)

履歴書・職務経歴書の書き方からPDFで配布されているので、リンク先で直接見てください。

書かなくてよいことがある

エージェントなどが集めてよい個人情報は、業務の目的に必要な範囲に限られています。範囲の外にあるものは、こちらから先に書く必要がありません。職業安定法5条の5第1項です。

職業安定法5条の5第1項を開く

その業務に関し、求職者、労働者になろうとする者又は供給される労働者の個人情報(以下この条において「求職者等の個人情報」という。)を収集し、保管し、又は使用するに当たつては、その業務の目的の達成に必要な範囲内で、厚生労働省令で定めるところにより、当該目的を明らかにして求職者等の個人情報を収集し、並びに当該収集の目的の範囲内でこれを保管し、及び使用しなければならない。

本籍や家族に関することなど、採用選考で尋ねること自体が適切でないとされる事項があります。こうした事項は採用選考の材料として不適切とされており、仕事の経験や能力の説明とは分けます。厚生労働省が挙げている項目は志望動機が書けないときに面接で聞かれることにまとめました。

職務経歴書は履歴書より詳しい個人情報になります。渡した後は、受け取った側に適正に管理する義務があります。職業安定法5条の5第2項です。

公共職業安定所等は、求職者等の個人情報を適正に管理するために必要な措置を講じなければならない。

範囲の話は転職エージェントに渡す情報の範囲にまとめました。

書類を通さずに面接する形もある

書く材料が少ない場合、書類で通ることを前提にした準備が合わないことがあります。

JAIC就職カレッジは公式サイトのトップで、利用した人は全員が書類選考なしで最大20社と面接でき、面接の前に無料の就職支援講座と面接対策が付くと案内しています。対象は18歳から35歳です。

書類が要らなくなるわけではありません。面接で聞かれることは書類に書くことと重なるので、話す材料は結局ここで整理したものになります。順番が入れ替わるだけです。

志望動機と地続きになる

職務経歴書で書いた経験は、そのまま志望動機の材料になります。別々に考えると、両方が薄くなります。書けないときの整理は志望動機が書けないのは情報不足に、面接で何を聞き返すかは逆質問は答える義務がある項目からにあります。

書類を渡す前には、指定の形式、履歴書との期間の一致、応募先で必要な経験が先に読めるかを確認してください。

この記事で確かめたこと

原文から引用した文
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