退職と転職の手続きを一次情報で整理
辞めると決めてから次の職場に入るまでに、期限つきの判断がいくつも挟まります。制度の根拠を公的機関の資料で確認したうえで、判断の順序ごとに整理しています。
退職代行の窓口を運営元で選ぶ|4社比較 ── 有給の交渉ができるのはどこかを、公式サイトで確認した内容だけで比較しています。
1 辞めるかどうかを決める
辞める前にしか決められないことがあります。後から取り戻せません。
- 退職日を月末にするか、前日にするか
月末の前日に辞めると社会保険料が1か月分浮く、という話があります。厚生年金の保険料は確かに止まりますが、その月は国民年金と国民健康保険が自分にかかります。日本年金機構の案内で確認しました。
- 辞める前に|失業給付の受給要件
失業給付は辞めれば必ず出るものではありません。加入期間の数え方と「失業の状態」の定義を、ハローワークの説明から確認しておく手順を整理しました。
- 退職月で変わる住民税|最後の給与が減る
1月から4月に辞めると、残りの住民税が最後の給与から一括で差し引かれます。退職月によって手取りが大きく変わる仕組みを、東京都主税局の記載にもとづいて整理しました。
- 体調で辞める前に|傷病手当金と退職日
体調を崩して辞めるかどうか迷っている人向けに、傷病手当金の条件と、退職後も受け続けるための要件を協会けんぽの記載にもとづいて整理しました。退職日の決め方で結果が変わります。
- 退職金の税金と勤続年数の境目
退職金にかかる税は勤続年数で大きく変わります。20年を境に控除の単価が上がること、申告書を出さないと20.42%が源泉徴収されることを国税庁の記載から整理しました。
- 会社を辞めたいけど言えない人のための選択肢
上司に退職を切り出せないまま時間だけが過ぎている人へ。法律上いつ辞められるのか、引き止めへの対処、退職代行を検討する判断基準までを条文の根拠つきで整理しました。
- 仕事を辞めてから転職するか、在職中に動くか
退職してから転職活動をする場合に発生する手続きと費用を、期限つきで整理しました。健康保険と年金の切り替え、失業給付が入るまでの期間をふまえた判断材料をまとめています。
2 辞めると伝える
自分で言えない場合に、誰なら会社と交渉できるのか。
- 退職代行の失敗とトラブル|起きる順に整理
退職代行で起きる失敗は「辞められない」よりも、離職票が届かない・貸与品が返せないといった手続き面に集中します。何がどの順で起きるのかと、依頼前に確認しておく点を整理しました。
- 退職代行で即日辞められる?法律上の線引き
「即日退職」には「今日から出社しない」と「今日で契約が終わる」の2つの意味があります。どちらが法律上できるのかを、民法627条と労働基準法15条の条文にもとづいて分けて整理しました。
- 退職前の有給消化|断られたときの根拠
退職前に有給を全部使いたいと言って断られたときに、何を根拠に押し返せるのかを整理しました。時季変更権が退職時にどう働くか、残日数の数え方、買い取りの扱いを一次情報で確認しています。
- 退職代行はLINEで無料相談できる|24時間対応の窓口まとめ
退職代行のLINE無料相談について、運営元ごとにできることの違い、料金相場、相談から退職完了までの流れを法令の根拠つきで整理しました。
- パート・アルバイトも退職代行は使える?
パート・アルバイトの退職代行について、正社員との違い、有給の比例付与、契約期間がある場合にいつ辞められるのかを、労働基準法の条文にもとづいて整理しました。
- 退職代行を使うと会社から連絡は来る?
退職代行に依頼したあと、会社から本人へ直接連絡が来るのかを時系列で整理しました。連絡が来た場合の対処、家族や実家への連絡、離職票が届くまでの流れまで解説します。
- 退職代行の窓口を運営元で選ぶ|4社比較
退職代行を運営元の種別で比較しました。有給の交渉ができるのはどこか、料金はいくらか、公式サイトで確認した内容だけを並べています。広告から来た方向けの比較ページです。
3 辞めた後の手続き
期限のあるものから片づけます。
- 退職後に家族の扶養に入る条件
辞めた後に家族の健康保険の扶養に入れるかは、去年の年収ではなく今後の見込み額で決まります。失業給付は収入に含まれ、日額3,611円が境目です。年金の扱いは配偶者かどうかで変わります。
- 失業給付の受給中に働けなくなったら
求職の申込みの後に病気やケガで働けなくなると基本手当は出ませんが、15日以上続く場合は雇用保険の傷病手当があります。健康保険の傷病手当金とは別の制度で、名前が似ています。
- 年内に再就職しないときの確定申告
年の途中で辞めて年内に再就職しないと年末調整を受けられず、所得税を払い過ぎたままになります。翌年1月1日から5年間、還付申告ができることを国税庁の記載から整理しました。
- 退職後の健康保険と年金|20日と14日
辞めた直後に期限が来る健康保険と国民年金の手続きを整理しました。任意継続は退職日の翌日から20日以内、保険料は在職中の2倍になります。失業した場合は年金の免除に特例があります。
- 退職後に会社から受け取る書類
離職票・源泉徴収票・退職証明書は、それぞれ別の手続きで必要になります。いつ届くのか、届かないときにどこへ問い合わせるのかを公的機関の記載から整理しました。
- 失業給付の求職活動実績|何が数えられるか
失業給付を受けるには、認定日ごとに求職活動の実績が必要です。原則2回という回数と、何が実績として認められて何が認められないのかを、ハローワークの案内にもとづいて整理しました。
- 離職理由は会社の記載で決まらない
離職票に自己都合と書かれていても、離職理由を判定するのはハローワークです。区分で所定給付日数がどれだけ変わるのか、異議があるときにどうするのかを公的資料から整理しました。
4 次を探す
退職の経緯をどう説明するか、誰に相談するか。
- 失業給付を受けながら働ける?4時間と20時間
失業給付の受給中にアルバイトをすると給付はどうなるのか。1日4時間と週20時間という2つの線で扱いが変わります。差し引かれた日数が繰り越される仕組みまで、ハローワークの案内で確認しました。
- 教育訓練給付金|離職後1年の期限
自分で費用を払って講座を受けるとき、一部が戻る制度があります。受講開始が離職日の翌日から1年以内という期限と、対象にならない費用を公的資料から整理しました。
- 転職エージェントはなぜ無料なのか
転職エージェントが求職者から料金を取らないのは、職業安定法で原則禁止されているためです。誰が費用を払っているのかと、そこから生まれる利害のずれを、厚生労働省の運営要領にもとづいて整理しました。
- 職業訓練と失業給付|給付制限の解除
2025年4月から、教育訓練等を受けると自己都合退職の給付制限が解除されるようになりました。雇用保険を受けられない人向けの月10万円の給付金とあわせて、公的資料から整理しました。
- 退職理由を面接でどう伝えるか|聞かれる範囲
転職の面接で退職理由をどう話すかを、答える必要がある範囲と、そもそも聞いてはいけないとされている事項に分けて整理しました。厚生労働省が示す採用選考の基準にもとづいています。
- 退職代行を使ったことは転職先にバレる?
入社手続きで提出する書類に退職の伝え方が残るのかを、書類ごとに整理しました。何が記録され何が記録されないのか、転職で本当に不利に働く要素は何かを解説します。
- 退職代行のその後|転職活動への影響
退職代行を使ったことが転職先に伝わるのか、履歴書や面接でどう扱うか、失業給付はいつから受け取れるのかを、法令と厚生労働省の資料にもとづいて整理しました。
5 決まった後
入社前の条件確認と、受け取り忘れやすいもの。
- 転職が決まったら任意継続はどうやめるか
任意継続は入社しても自動では終わりません。届出をしないまま古い保険証を使うと医療費の全額返納になり、口座振替の保険料も止まりません。やめる手順と還付の条件を協会けんぽの案内で確認しました。
- 転職して6か月後に申請する手当
再就職手当を受けた人が、転職先の賃金が前より低い場合に申請できる就業促進定着手当をまとめました。同じ会社に6か月、申請できる期間は2か月間だけです。支給割合は2025年4月に変わっています。
- 転職した年の年末調整|前職の源泉徴収票
年内に転職して年末まで勤めると、新しい勤務先が前職の給与を含めて年末調整を行います。そのために何を出すのか、出せなかったときにどうなるのかを国税庁の記載から整理しました。
- 転職先で有給が使えるようになる日
入社してすぐに年次有給休暇は発生しません。6か月と出勤率8割という要件の数え方、前の会社の残日数がどうなるのかを、厚生労働省の解説から整理しました。
- 内定時に労働条件通知書で確認する項目
転職先を決める前に労働条件通知書のどこを見るべきかを整理しました。2024年4月から明示事項に「就業場所・業務の変更の範囲」が加わっており、確認できることが増えています。
- 再就職手当|早く決まると残りが戻る
失業給付を使い切らずに再就職すると、残った日数の6割か7割が再就職手当として支給されます。8つの支給要件と、自己都合で辞めた人が最初の1か月だけ気をつける点を厚生労働省の案内で確認しました。
- 試用期間中の本採用拒否と社会保険
入社して試用期間中だと言われたときに、会社が自由に辞めさせられるのか、社会保険に入るのかを公的機関の記載から整理しました。14日を境に手続きが変わります。